地震が起きて部屋の中のものが散乱することがありますよね。
食器棚が倒れて中のグラスや茶わんが割れ、床に散乱することもあり得ます。
下手にそのまま移動しようとすると、ガラス片や陶器の破片で足の裏を切ったり、釘を踏み抜いてしまうと、その後の日常生活に支障をもたらしかねません。
そんな被災時の怪我のリスクを抑えるのが「防災スリッパ」。
いざという時に枕元にスリッパと懐中電灯を置いておくと、停電した際に足元の安全と視界の確保が保つことができます。
今回はスリッパに焦点をあてて紹介してみました。
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防災用スリッパおすすめ3選
アルファックス「防災ルームスリッパ」
踏み抜き防止インソールがしっかりしていたので、まずはこちらを選びました。
あとは丸洗いできるところ、かかと部分をゴムで固定して外れにくくさせるのも、小さいけれど良いアイデアですよね。
サイズも22,5センチから27センチまであるので、余裕のチョイスになりそう。
甲の部分もしっかり空洞スペースを空けて作られているので、通気性も問題なさそうです。
・釘やガラス片などの危険物から足を保護
・耐踏抜き性インソール内蔵で足元を保護
・日本工業規格(JISS T8101)による耐踏抜き性1100N(112.2kgf)以上の強度
・特殊なポリエステル多層構造加工の中敷きが釘やガラスの貫通を防ぐ
・丸洗いできる
・軽量でコンパクト、折り畳み式
・普段はかかとを踏んでルームスリッパとして使用
・災害時はかかとのゴムをひっかけて固定、走っても脱げにくい
コジット「足まもりっぱ」
こちらも踏み抜き防止に自信のある防災スリッパになっています。
アリファックスと同じで、非常時にはかかとのカバーを引き上げてフィット感を出す「芸の細かい」効果が良い感じです。
スリッパがぬげにくくなると安全ですし、何よりも移動時の疲れが軽減され、体力が無駄に浪費されずに済みます。
ただでさえ精神的にストレスがかかりやすい被災時は、できるだけ足の疲れは生み出さないことが大事ですね。
・丸洗い可能
・「釘」も通さない特殊シートを底面に内蔵
・1100ニュートン耐踏抜き性試験クリア
・足にフィットしやすい
・しっかり足裏を守る底面内部構造
ミドリ安全「電気帯電防止 サンダル」
安全靴のメジャーブランド「ミドリ安全」の作業用スリッパです。
者2つに比べて部屋履きのスリッパからは少し遠ざかりますが、サンダル形状なので取り上げてみました。
作業用かつ静電気防止のための素材と品質が施されている点を除けば、手軽に履けて移動できる普通のサンダルと変わりません。
スリッパに比べて重さはありますが、高いインソール機能を持つので、踏み抜き予防やガラス片などによる足のケガからはほぼ免れると思います。
災害用の移動にはもちろん、静電気で悩む人にも最適なサンダルになっていますよ。
・軽量でクッション性に優れたソール
・靴底から静電気を逃し、スパークを防止
・通気メッシュ、通気構造のソールで、高い通気性を実現
まとめ
大きな地震が来て怖い時間帯は就寝時です。
寝ている間に避難が必要なのに逃げ遅れてしまったり、起きれたとしても寝起きの頭でボウッとしているので、思うように体が動かないこともあり得ます。
どちらにしても、起きてすぐに移動&避難できるように、枕元やベッド脇に必要最低限の防災グッズを置いておきたいもの。
「スリッパ」「懐中電灯」の2つさえあれば、部屋から外に安全に脱出できるので、まずはこれだけでも用意しておきましょう。
スリッパも脱出に向いたものを選ぶようにすることで、より安全に確実に行動することができます。
今回取り上げたスリッパはそういった状況を想定したものなので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
万が一の怪我リスク予防に役立てれば幸いです。