ポリ袋に食材を入れて湯煎して作る「即席クッキング法」レビューです。
これまで蒸しケーキ、ココアケーキ、ホットケーキ、親子丼、チキンライス、パンがゆを作ってきました。
今回はその最新バージョン「野菜ジュース蒸しパン」になります。
作り方は非常に簡単で、通常のパッククッキングの作り方に野菜ジュースを加えるだけ。
栄養が偏る被災時には野菜のビタミンは健康や気力の維持に必須。
甘くて美味しいホットケーキの味わいと野菜の風味と酸味の組み合わせ、というわけですね。
当ブログでは備蓄用に缶入りの野菜ジュースをおすすめ&レビューしてきましたので、今回はその賞味期限が近づいてきたものを使い、美味しい野菜入り蒸しパンを作っていきましょう。
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防災用のパッククッキング「野菜ジュース蒸しパン」紹介
まずは材料を紹介しましょう。
・食品用ポリ袋
・野菜ジュース
・ホットケーキミックスの素
・鍋とお湯
ポリ袋は必ず食品用のポリ袋を使ってください。
普通のポリ袋だと「湯煎」していると、熱で穴が開いてしまいますので。
では作っていきますね。
①食品用ポリ袋を用意する
②ホットケーキミックスを用意する
③食品用ポリ袋にホットケーキミックスを入れる
④野菜ジュースを用意する(カゴメの長期保存用「野菜一日これ一本」を使っています)
⑤ホットケーキミックスを入れた食品用ポリ袋に野菜ジュースを入れる
中はこんな感じです。
本来ならこの時点で完成なのですが、野菜ジュースの量がミックス(粉)を超えていたので、かなり水っぽい雰囲気があり・・・
「このままでは湯煎しても、固まらなそうだな」と思い、さらにミックス粉を一袋分、新たに入れることにしました。
中はこんな感じ。
気を取り直してクッキング再スタートです。
⑥ビニールの先を結びます
⑦手で「もみもみ」して粉とジュースを混ぜて練り合わせます(約5分)
⑧ほどよく練り合わせたので、湯せんの準備にかかります
⑨お湯をためた鍋にポリ袋のまま入れます
⑩このまま20分ほど弱火で温めます
⑪20分経過したので、ポリ袋を確認
⑫中身が固まっているのを確認して皿に移し替え、袋の先をハサミで切ります
⑬固まった蒸しケーキをポリ袋からはがしていきます
⑭完成です
「野菜ジュース蒸しケーキ」を食べた感想
ホットケーキの甘い香りと、野菜ジュースの酸味の効いた風味が合わさった「ジューシーな匂い」が美味しそうでした。
実際に食べてみると、香りのままに「蒸しケーキの甘さと野菜ジュースの風味」が口の中で広がって「美味しい」と。
ただ湯せんの時間が早かったのか、それとも野菜ジュースの量が多かったのか、ところどころに半溶けの部分が残っていまして・・
本来のホットケーキなら「半溶け」の部分は捨てるべきなんですが、今回はお腹を痛める原因になるミルクや卵が入っていないので、大丈夫かなと思い、このまま美味しく頂きました。
もちろん普通の部分はしっかり固まっていて、ふんわりした蒸しケーキの食感と甘い味わい、野菜ジュースのフレッシュな風味を楽しむことができましたよ。
まとめ
今回使った商品紹介と作り方をまとめてみますね。
材料
作り方
①食品用ポリ袋にホットケーキミックスと野菜ジュースを入れる
②ポリ袋の先を結んで縛り、中身を手で「もみもみ」して練り合わせる(5分~10分)
③鍋に張ったお湯にポリ袋ごと入れて、弱火で「湯煎」する(20~30分)
④鍋から引き揚げ、皿に移し替えて完成
こうしたパッククッキングは必要最低限の材料で簡単に作れるので、停電で電気が使えない時や、水が不足している災害時でも大変便利。
今回使ったホットケーキミックスの素は、開封しなければ「ある程度」の長期保存が可能ですよ(半年ほど)
缶入りで長期保存に向いた野菜ジュースは、被災時に不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維が取れて栄養管理もばっちり。
味も普通に美味しいので、是非一度試してみてくださいね。
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