「賞味期限切れ」でこのブログを訪問してくれる人が結構います。
備蓄している食品の賞味期限が迫ってきているか、すでに過ぎているものが出てきたので「これ捨てるのもったいないし、食べてみたいと思うけど大丈夫だろうか?」という疑問があって検索してくれるのだと思います。
実際にいくつか期限切れの保存食を食べたレビューを挙げているので、そこへの興味本位もあるのではないでしょうか?
今回はそんな読者さんの「好奇心」に応えるために、過去の賞味期限切れ食品のレビューを一挙にまとめてみました。
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賞味期限切れだった保存食を食べた記録
ドライカレー
まず一つ目が「ドライカレー」です。
保存食で有名なマジックライスの製品で、賞味期限が2009年となっていました。
発見当時(2016年)すでに5年経過しており、しかも購入したのがそれよりもさらに3~5年前ということもうっすらと記憶していたので、このまま捨てようか、それとも食べてしまおうかと悩んだものです(普通は悩みませんが)
とはいえ
日本が誇る食品保存技術に絶大な信頼をもつ私のこと。
たかが5年くらい、いや、製造年月費を考えると10年近く過ぎた食品だとしても、日本のクオリティならきっと見事にブレイクスルーしてくれると信じていました。
なので迷うことなく私は開封し、お湯を注いで食することに決めたのです。
その結果は・・・
スパイシーで美味しかった
ということ。
特に味がおかしかったわけでもなく、食べた後もお腹が痛くなるということもありませんでした。
日本が誇る保存食の威力をまざまざと思い知った瞬間でした。
ドライカレー最高でございます。
賞味期限切れの保存食「ドライカレー」を実食!【マジックライス】
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五目御飯
ドライカレーで味を占めたので、続いて「五目御飯」に挑戦することにしました(2016年)
メーカーは同じマジックライスで、賞味期限や製造年月日もドライカレーと同じ「10年経過」選手です(製造年月日が2004~2006年、賞味期限が2009年)
すでにドライカレーで味もお腹も「大丈夫」認証済みだったので、このときも「余裕」な気持ちでお湯を注いで食べたものです。
で、結果は「OK」。
ちょっと水っぽかったのですが、それは注ぐお湯の配分量を間違えたからというのもありました。
もちろん食べた後にお腹が痛くなったりしたこともありません。
日本の食品保存技術最強!伝説が自分の中で確固たるものになった瞬間でした。
賞味期限が切れた非常用保存食「五目御飯」を食べてみた!【マジックライス】
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備蓄用パン
前回の五目御飯から2年後の2018年。
防災グッズの総点検をしていたときに発見した「賞味期限切れ」のパン缶です。
おお、これはまた久しぶりのことよのう、と目を細めて缶の裏側を見たところ「ふむ」と鼻白みました。
というのも、賞味期限を過ぎた期間が「3か月」にすぎなかったからです。
賞味期限が2018年の8月になっています。
この発見時は2018年の11月。
これは全然「射程圏内」ですね。
はっきり言って余裕すぎます。
10年経過ものを食べてきた自分からすれば、賞味期限切れというよりも「賞味期限内」のレベルです。
ということで
実食してみたところ再び「ふむ!」と。
「ふっくら」「しっとり」な味わいで全然美味しかったからです。
まるで出来立てのパンを食べていたかのように・・・
やはり保存食の賞味期限切れは最低でも「年単位」でないと、インパクトがありませんね!
賞味期限切れの缶詰パンを実食レビュー
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チョコえいようかん
羊羹で有名な井村屋の非常食スイーツ、えいようかんのチョコ版です。
賞味期限切れを発見したときは期限から2か月後でした。
これまでの「賞味期限切れ」非常食品で最も期間の短いタイプ。
数々の(といっても3回しかないですが)、賞味期限アウトな非常食を食べてきた私にとっては「2か月」過ぎなんて「無いような」ものでございます。(食べたのが2020年の12月上旬)
実際に食べてみたら、カカオのコク深さと程よい甘さ、発酵したような弱い酸味がチョコえいようかんの味わいを穏やかに表現してくれています。
もっちり、さっぱり、すっきりな味わいでなかなか美味しかったです。
食べた後にトイレにいくことはなかったので、やはり自分の胃袋には「1~2か月」は許容内の誤差ですね。
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乾パン
賞味期限を「1年」過ぎていた三立製菓の乾パンです。
乾きものなので一年くらいは大丈夫だろうと高をくくっていましたが、高をくくって普通に正解でした。
開封しても香りが相変わらず良かったですし、食べた時の食感や風味も美味でしたしね。
缶詰でしっかり密封されているのが保存の良さのポイントですが、乾燥剤が入っているのも保存性の良さを担保するものでしたね。
賞味期限切れ1年は他のものと比べると「中くらい」な「ヤバさ感」はありますが、乾パンに関しては初めから乾燥させているのでそこは全然心配ないですね。
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ナッツ&ドライフルーツ
賞味期限が1年と4か月を過ぎていた食材です。
外出用の防災フードとしてカバンの奥に入れておいたのですが、すっかり忘れていて、気が付けば一年余りが経過していた食材になります。
ナッツとドライフルーツはどちらも長期保存が効くと思うのですが、購入した商品の袋には賞味期限がしっかり明記されていたので、やはりどんな食材にも「劣化」というのはあるのかもしれません。
食べてみますと、ナッツのオイリーさが酸化しているような味わいがあり、ドライフルーツの甘酸っぱさもかなり濃くなっていました。
とはいえ、普通に美味しく食べられるレベルだったので、思わず全食しそうになりましたが、さすがにオイリーさが気になったので心を鬼にして食べるのをストップしました。
これまでは全ての賞味期限切れフードを完食してきましたが、初めて諦めた形になったので、なかなかに悔しいターンとなった次第です。
賞味期限が一年を過ぎたナッツ&ドライフルーツを食べてみました
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最後に
賞味期限を切れても安心して食べられるのがフリーズドライものだということを、これまでの実食体験で会得してきました。
レトルトパウチ系は調理済みとはいえ生もの系が含まれているので、期限を大幅に過ぎるとリスクなイメージがあります。
その意味で乾きもののフリーズドライ食品は安心して口にすることができますね。
これからも賞味期限を過ぎた防災食品が多くでてくると思うので、またその都度紹介していきたいと思いますよ。