防災ヘルメットの購入レビューです。
入手したのは「谷沢製作所」のタイプ。
昭和7年に鉱山用の保安帽のメーカーとしてスタートし、国内ヘルメット市場では40%のシェアを誇り、世界でもトップクラスの生産量を誇る老舗メーカーさんです。
創業から80年を超える歴史を持つということで、長年の経験と実績に裏打ちされたヘルメットへの愛情と信頼は確かだろう!と勝手に推測しまして(笑)、購入に至ったということでございます。
ではそんな谷沢製作所のヘルメットのレビューをご覧いただきましょう。
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防災ヘルメットの購入レビュー開始
今回はホームセンターで購入しました。
ネットでは試し被りができないので、実際に被ってみての感覚というのは大事です。
数多くありましたが、このタイプが一番フィット感がありましたね。
溝があって「ひさし」がついたタイプ。
ヘルメット内部のクッション(バンドがその役目を果たしていると思います)がよく効いていて、被ったときの安定感はかなりのものがありました。
使用中の安定感を補償するための「ヘッドバンド」も調節がしやすく、スライドさせるだけで幅を決められますし、何よりバンドそのものが太く取り扱いしやすいのが高ポイント。
あご部分のバックルも、はめこむだけのタイプなので簡単です。
全体の形状はこんな感じです。
軽量もほどよく軽く、質感もしっかりしているので、安心して頭部を預けることができそうです。
説明書はかなり詳しく書かれていて、このヘルメットのための内容というよりも、メーカーが製作販売している保護帽全体の解説になっているようですね。
まとめ
老舗メーカーの製品ということで、安全や命を預ける身としては、80年という歴史の重みは信頼感が置けます。
材質的にはABS製ということで、衝撃にはそれなりの強さを持っているようですね。
ウィキを見ると、ヘルメットの材質ごとの強度や性質について詳しく書いてあったので、以下にまとめてみました。
ABS製品、PC(ポリカーボネート)製品、PE(ポリエチレン)製品
熱可塑性樹脂製品→2〜3年
FRP製品
熱硬化性樹脂製品→4〜5年
ABS製品
(長所)
安価で耐電性もある。加工性が良いので、複雑な通気孔の配置や凝った意匠の製品にも適する。
(短所)
熱や薬品にはめっぽう弱い。耐候製も他の材質と比較し、やや劣る。
PC(ポリカーボネート)製品
(長所)
分子量が他の材質と比較して非常に大きいため、熱可塑性樹脂製品の中では最も丈夫であるといえる。
(短所)
高価である。なお、ABSより耐候製は優れるが、耐電性・耐薬品性については同等である。
PE(ポリエチレン)製品
(長所)
耐電性・耐薬品性があり、有機溶剤に対して屈指の強さを誇る。また、耐候性もABSより優れる。
(短所)
熱に弱いのはABS同様。また、割合軟質である。
FRP製品
(長所)
耐熱性・耐候製ともに優れる。災害備蓄用に最も適する材質である。
(短所)
材質の特性上、電気用としては使用不能・内装固定のためのリベットが必須・細かい筋が一面に見える。
600V以下の環境に限定されるが、谷沢製作所「ST#121-CZ」のように耐電性を持つFRP製品も登場している。
*大きな衝撃を受けた場合、日々の使用から生じる損傷の程度によっては、耐用年数以内であっても新品との交換が必要。
こうやってみると、今回購入したタイプは「ABS」なので、耐用年数や衝撃への強度、熱や薬品への強さなどは、他のタイプに大きく譲るようですね。
とはいえ、それらは工事や現場作業用として考えたレベルであり、一般人が使用する防災用としては十分すぎる性能を誇っているといえるでしょう。
あとは自分的にはやはり被り心地でしょうか。
内部のクッションが効いてるのか、被っていても違和感がありませんし、頭頂部へのフィット感が半端ないです。(大迫、半端ないではりありません笑 *日本代表のサッカー選手)
これは良い買い物をしたと思いますよ^^
*読者の方から「携帯用の防災ヘルメット【クルボ】をレビューしてほしい」とリクエストを頂きましたので、次回のヘルメット購入時には、こちらを紹介しようと思います。
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