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災害・アウトドアに役立つ!国産ポータブル冷蔵庫【3選】

2023年6月30日

災害時やアウトドアアクティビティで役立つポータブルタイプの冷蔵庫の紹介です。

文字通り「持ち運べる(ポータブル)」なミニ冷蔵庫なので、電源さえあればどこでも使えます。

被災地だと自宅やテント内、車内、アウトドアでもテントや野営地、車内での使用が可能です。

今回は国産のポータブル冷蔵庫についてまとめてみようと思います。

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ポータブル冷蔵庫が防災やアウトドアで役立つ理由

防災、アウトドアに関わらず、冷蔵庫があるのとないのでは「食生活」に大きな違いが出てきますよね。

防災だと缶詰やレトルトの非常食だけの生活に飽きがきますし、キャンプだとビールやドリンクが冷えていると、それだけで楽しみが倍増しますから^^

冷蔵庫があると、食材や飲料の保冷力&保存力が各段にパワーアップしますので、とにかく幅が出ます。

非常時・アウトドアに限らず、外先での活動の楽しみの半分以上は「食事・飲み物」ですからね。

そんな外先での活動に潤いと優しさを与えてくれるツールの一つが「ポータブル冷蔵庫」というわけなのです。

ポータブル冷蔵庫の欠点

通常の冷蔵庫に比べて「静音性」に優れていない面があるかもしれません(音が大きいという意味)。

ポータブル冷蔵庫について詳しくまとめているサイトからの引用によりますと、

ポータブル冷蔵庫の冷却方式には、主に「コンプレッサー式」と「ペルチェ式」があります。

コンプレッサー式は、家庭用の冷蔵庫でも使われている冷却方式で、高い冷却能力があります。

パワフルで冷却スピードも早いですが、稼働音がするといったデメリットもあります。

ペルチェ式は、コンプレッサー式に比べると冷却能力は劣りますが、静音性が高いです。

またコンプレッサーがない分、軽量でコンパクトなサイズ感もペルチェ式のメリットと言えます。

冷凍食品を保管したい方や冷却能力を重視する方はコンプレッサー式、冷蔵機能だけで十分な方や静音性を重視する方はペルチェ式がおすすめです。

日本製のポータブル冷蔵庫8選!マキタなどの日本メーカーや口コミをまとめました!キャンプや車中泊におすすめ!

となっています。

冷却方式によって音の大きさが大きく変わってくるということなので、実際にポータブル冷蔵庫を購入する際には、この部分に気を付けてチェックすると良いかも知れません。

ただどんなに音が小さくなっても、冷却時に音が出るのは避けられません。

なのでもし被災地で使う場合は、万が一を考えて、大勢の人が寝泊まりする避難所での使用は控えたほうが無難だと思われます。

家族や室内、車内などのプライベート空間が確保できる場所であれば、ポータブル冷蔵庫は十分に活躍できると思いますので、その場合の使用で上記のポイントを考慮すると良いと思いますね。

ポータブル冷蔵庫おすすめ3選

というわけで、これから実際のポータブル冷蔵庫のおすすめを紹介していきたいと思います。

今回はとくに「国産」にこだわって選んでみました。

Amazonや楽天の通販をみて見ると、数多くのポータブル冷蔵庫が扱われています。

ただその多くは無名のよく分からない海外製が目立ちます。

海外製のものが悪いとは思いませんが、性能や耐久性、アフターケアサービスの有無などに不安が出てきますよね。

安い電化製品なら失敗しても許せるものの、そこそこ値段のするポータブル冷蔵庫を買ってすぐに壊れてしまったりすると、かなりへこみますからね・・・

ということで、以上のポイントを念頭に置いて、3つの日本ブランドを以下にまとめてみました。

ハイコーキ「コードレス冷温庫 UL18DBA」

昭和23年に創業の日本の電動工具メーカーです。

会社名は工機ホールディングスで、東京に本社を置く世界的なブランドになっています。

では以下に特徴をまとめてみましょう。

ポイント

・重量:16.7キログラム

・容量:25リットル

・冷凍:可能

・冷却方式:コンプレッサー式

・保冷対応:−18〜60℃

・リチウムイオンバッテリーを使用

*最長18時間以上の保冷が可能

・給電対応:AC電源、DC電源

一番の特徴は「冷蔵と冷凍が同時に可能」というところですね。

中に仕切りがあって、それぞれの部屋を-18℃と-15~60℃の17段階で設定できるようになっています。

冷凍庫が使えるということは、氷を使った飲み物が楽しめるということ。

これは夏場は嬉しいですよね~

さらに容量も25リットルと大きいのも魅力です(容量サイズは選べます)

動画をみると、LEDライトがついていたり、排水ができるドレインコックがあったりと、単なる冷蔵庫の域を超えた使い方が楽しめる感じになっていますよね。

便利で楽しいポータブル冷蔵庫、という感じですね!

マキタ「充電式保冷温庫 CW180DZ」

同じく日本ブランドの優れものです。

創業が大正4年という老舗電機メーカーになります。

本拠地が愛知県ということで、まさに「日本の物づくり」を支える地域で活動を続ける「信頼」のブランドですよね。

そんなマキタの販売するポータブル冷凍庫の特徴&性能はこちら。

ポイント

・重量:14.3キログラム

・保冷:-18℃~10℃[5段階]

*保温も可能(保温 55℃~60℃[2段階])

・どこでも長時間保冷・保温

*リチウムイオンバッテリーを使用

*稼働時間は4時間~17時間

・冷却方法:コンプレッサー式

・3種類:給電対応

>18Vバッテリ(1本でも使用可能)

>家庭用電源AC100V

>自動車シガーライターソケット

・容量:20L

・7段階温度設定(-18℃~60℃)

・瓶飲料の栓抜き付

給電方法が充実しているのが大きいですよね。

あと何気に栓抜きが本体についているのも嬉しい。

保冷だけでなく保温も可能なので、冬場でも使える幅の広さが魅力ですよ。

冷却方法がコンプレッサー式なので冷却の速さはありますが、音が少々するのが難点かもしれませんね。

交換可能なバッテリーを使用しているので、ポータブル電源を用意する必要がないのもコスパ大なポイントです。

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アイリスオーヤマ「車載対応冷蔵冷凍庫」

生活用品・家電製品の国産メーカーです。

創業は1958年というから、前者2つの企業にも劣らず老舗ですよね。

本拠地は宮城県にあり、全国のホームセンターなどで製品を多く見ることができます。

そんなアイリスオーヤマのポータブル冷蔵庫の特徴と性能をみてみましょう。

ポイント

・重量:8.5キログラム

・保冷:20~20℃

・保冷時間:30分

・冷却方式:コンプレッサー式

・容量:20リットル

・給電方法:AC電源・DC電源

価格が2万円台と格安ですが、即冷ができるかなりコスパの良い一品になっています。

容量もそこそこですし、コンプレッサー式なので冷却が早いというのも魅力です。

バッテリーは交換方式でないため、他の電源デバイスから給電する方式になりますね。

付属品に「ACアダプター、シガーソケット用コード」が用意されているので、家庭用のコンセントやポータブル電源、車からの給電が可能です。

価格の割に性能はそこそこ良いので、非常時やアウトドア以外でも、日常生活で普段使いする人も多いようですね。

コスパの良いポータブル冷蔵庫をお求めの場合は、まずはこちらをおすすめしますよ。

まとめ

防災やアウトドアに役立つポータブル冷蔵庫についての簡単な説明と持つべき理由、3種類の製品を紹介させてもらいました。

電気が通じない非常時で、持ち運びが可能な冷却機器の存在は非常に大きいです。

食品や飲料の保存が可能だけでなく、薬の保存も可能になりますので、「命をつなぐ」意味でも持っているとかなり助かるデバイスであると思います。

夏場はとくに熱中症の危険もありますから、被災時はもちろん、アウトドア生活でも冷蔵庫の存在は大きいですね。

防災・アウトドア生活に役立つ内容であったなら幸いです。

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