地震や台風など大きな災害時においては、ケガはできるだけ避けたいものです。
非常時には医薬品の不足や病院の機能不全などが起きやすく、ちょっとした怪我でも治療が出来ずに悪化してしまったり、命取りになったりすることがありえます。
そんなときに役立つのが「防刃・耐切創手袋」。
通常の軍手より格段に強度が増しているので、鋭いガラス片や鉄片、木材の破片から手をしっかり保護し、混乱する被災地からの脱出や救出に大いに役立ってくれます。
そんな「手の保護」に役立つ「手袋3選」を有名メーカーごとに紹介していきます。
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防災グローブおすすめ3選
ショーワグローブ
【主な特徴】
・兵庫県姫路市に本社を置く手袋製造メーカー
・耐切創レベル5
・ステンレスワイヤー糸とアラミド繊維を採用
・発泡樹脂コーティングと独自のプレス加工により高いスベリ止め効果あり
・ニトリルゴムを手のひらにコーティングしているため、油に強く、摩耗強度にも優れている
・発泡樹脂コーティングで、やわらかく手にフィットして作業性に優れている
・手首部分までカバーできるように、手袋全長を長めに設計
ミドリ安全
【主な特徴】
・東京都渋谷区に本社を置く安全衛生保護具メーカー
・耐切創レベル5
・ナイロン・ポリエチレン繊維・ガラス繊維を使用
・すべり止めはニトリルゴムを使用
・手のひらに大きめのすべり止めドットを付加してグリップ性を強化・クッション機能を付与。反復作業や重量物の取扱をサポート
・親指と人差し指の間の股部分をニトリル強化加工で補強し、耐久性を向上
・デュラテックを使用(耐摩擦試験8,000回をクリア)
・エアテックを使用(360度、全周囲の通気性が可能)
・フィット感と感触に優れた成形により疲労感を軽減、作業性を高める効果
・スキン・ヘルス・アライアンス(SHA)の認証
・洗濯可能
3M
【特徴】
・米国ミネソタ州に本拠地を置く化学・電気素材メーカー
・耐切創レベル3
・高強度ポリエチレン繊維、ポリウレタンを使用
・手のひらゴム部に高い透湿性能を持たせ、蒸れにくい長時間の作業も可能
・フィット感と耐切創性能、価格のバランスが良いモデル
・繰り返しの使用・洗濯が可能
まとめ
メジャーブランド3種を取り上げてみました。
通販サイトでは他にも多く防刃・耐切創手袋が販売されていますが、体を守る保護具になるので、やはり名前が通っていて安心できるブランドが良いと思います。
ピックアップした手袋はレベル5が2つ、レベル3が一つになっています。
レベル5が最も強度が強く、それを持つのに越したことはないのですが、レベル3でも通常の軍手に比べると圧倒的に保護効果は高いので、まったく問題ないと思います。
かつての阪神淡路大震災では、ほぼ全壊した自宅の中から荷物や貴重品を取り出したり、近隣で倒壊した家屋に埋まった人の救助を助けたことがありましたが、そのときは軍手もしくは素手で作業を行っていました。
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その時に何度か軽く怪我をしたこともあり、やはり専用の手袋は必要だなと痛感し、その後はこうした手袋を購入するようにしています。
いつ訪れるとも分からない不意の非常事態でも常に身を守りながら行動できるように、保護グッズを揃えて少しでも自分や周りが助かる確率を増やしていけたらなと思います。