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節電・熱源

24時間以上使用可能の「非常用ろうそく」を紹介

2017年8月10日

防災用のろうそくです。

私も20年前の阪神淡路大震災のときに、こういった防災用のろうそくを使っていました。

【災害体験】20年前の阪神淡路大震災で体験したこと、感じた事

明かりのまったくなくなった部屋や屋外の避難場所というのは、ただでさえ不安な気持ちになってしまいますが、そこに闇夜が加われば、安全上の問題も(防犯等)出てきます。

そうした電気等のインフラが機能しなくなる大災害時では、電池などの備蓄用エネルギー源や「ろうそく」が役に立ちます。

ということで、今回は非常時のための「ろうそく」、それも長時間使用できるタイプのものを紹介したいと思います。

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25時間使用できる「ろうそく」

アウトドアショップで購入したものです。

買った時期は忘れましたが、数年前だと思います。

ろうそくで有名な佐藤油脂工業の製品で、25時間使えます。

一度火をつけると一日もってくれるので、これを何本かもっていれば、ひとまず明かりの心配はしなくて済みます。

光量もなかなかのもので、災害時など明かりの全くなくなった場所で使うと、想像以上に明るく周囲を照らしてくれます。

人類が原始の段階だったとき、猛獣から身を守るために焚き木や木の棒の先に火をつけて追い払ったりしてきました。

そういう歴史が私たちのDNAに深く刻み込まれているのか、暗闇の中で明かりを見ると、ホッとする感覚があるんですよね。

実際に震災のときは、ろうそくの明かりだけで部屋で何夜も過ごして、生活上も気持ち的にもずいぶん助けられました。

「ろうそく」は、ほかの電池や電気を使う照明器具と比べて素朴ですが、それだけに、火さえ確保できればろうそくがなくなるまでずっと明かりを提供してくれるという安心感があります。

気をつけなければいけないとすれば、就寝前や外出するときに、火を消し忘れないことでしょうか。

周りに類焼しないように工夫を加えていれば別ですが、裸のまま設置していると、何かの拍子で転倒したりして火災を引き起こしてしまう恐れもあるので、必ず周りに人がいて見ておきましょう。

類焼を防ぐアイデアとしては、

・少し幅広のお皿(灰皿やキャンプ用の皿など)に薄く水を浸しておく

・その上にアルミホイルでしっかり底の部分をコーティングしたろうそくを立てる

・万が一転倒したり、ろうそくの火や落ちても、類焼を防ぐことができる

があります。

これらをしっかりと心がけると、ほぼ火災を防ぐことができると思いますよ。

まとめ

ろうそくは単なる光源以上に、なにかこう、人の心を温かくしてくれる魅力があります。

揺れる炎を見つめていると、これまで生きてきた人生に思いを馳せてしまうこともありますし、真っ暗な中でろうそくの炎に照らされた人の顔は、いつもと違う一面を映し出すこともあって、なんだか新鮮な気持ちにもなれます。

なんといっても、その穏やかな光は人の心を落ち着かせてくれるんですよ。

災害という非日常の中で、古来から続くシンプルな火の明かりは、意外に癒しの効果があるのかもしれませんね。

災害用としても長時間使える「ろうそく」は十二分に役に立つアイテムの一つなので、ぜひ一家に最低一つは準備しておかれては如何でしょうか?

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