段ボールヘルメットの購入レビューです。
テレビ番組で取り上げられた内容を見て興味をもち、アマゾンで購入して昨日、到着しました。
番組では「軽量で頑丈で伸縮性抜群、耐火性もばっちり!」とかなりの高評価だったので、期待していますよ?
ということで、今回はその実像と使用感にぐぐっと迫ってみましょう!
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「アウトリーチ防災用帽子」実装レビュー
開封しましょう。
段ボールヘルメットなので、当然ながら軽いです。
折りたたまれたヘルメットと説明紙が一枚。(注文用紙もあります)
メーカーは秦永ダンボールさんです。
神奈川県のメーカーさんですね。
ではヘルメットを開いていきましょう。
バンドを外して手に持つと、やはり軽いです。
サイドはこんな感じ。
中は頭部カバーがついてます。
奥にはヘルメットの可動部分を司る「段ボール」が見えます。
この部分がこのヘルメットの肝になるようです。
説明書を見てみると、
となっているので、 まずはゆっくりと水平に帽子を開いていきましょう。
上に向けて、
床置きしてみます。
装着イメージはこんな感じ。
どうでしょう?
後で自分でつけてみましたが、少しキツめの被り心地でしたかね。
頭の上のほうに乗せているという感じで、少し外れそうな感覚もあります。
とはいっても、装着部分が強めで、しっかりホールドしてくれているので心配ありません。あごのバンドを固定していれば外れることはないようですし、そのあたりは大丈夫な感じです。
使用感について
想像していたよりもしっかりとした造りで、少々の雑な扱いにも十分耐えれるように感じました。
実際の災害時や避難現場では、どうしても物の扱いは乱雑になってしまうため、シンプルかつ頑丈な作りのものが求められます。
そういう意味でも軽くて持ち運びがしやすく、なおかつ頑丈な段ボールヘルメットは、かなり現場でも役立つ商品になるのではないでしょうか?
火に強いシリカ性被膜を使用しているので、火災が発生しても安心して行動できるというのも嬉しいですしね。
もちろんそうした機能は普通の防災ヘルメットでも十分備えられているので、あえてこの製品に特化したものであるとは思いません。
この製品が他にない魅力を備えているとすれば、番組でも紹介されていましたが、ヘルメットして使用する以外の時は薄くたためて収納できる、なおかつ枕にして寝ることができるという、多機能性ですね。
なにせ元が段ボールだから、頭の当たり具合がすごく優しいし、緩衝材にスポンジが使われているから、弾力性があって気持ちいいんですよ。
これは実際に自分でも試してみましたが、かなり使える!と思った部分です。
災害避難の際には、枕の存在が意外に軽視されがちだと思うんですよね。
車での避難もそうでしたが、体育館や公共の避難所で寝るときなど、枕がなかったり、あっても自分に合わないタイプのものだと、なかなか寝付けないですし、頭の緊張が抜けないと神経も休めることができません。
でもこの段ボールヘルメットだと、先ほど挙げたような特性があるので、下に敷いて横になると「ふわっ」とした感じでリラックス感を味わえます。
番組でも小学校の子供たちが、リュックサックに入れてたり、そのまま床にこのヘルメットを枕にして寝ていたりして、普段の訓練とか学校生活で使い慣れているような感じがありましたしね。
本体価格はこれだけの機能性を考えると十分に安いと思いますが、送料が少々高いのが難点ですかね?
それでも全部込みの値段で3千円なのだから、まずまず納得の価格かもしれません。
欲を言えば、さらに高機能でデザインがお洒落になれば、もう少し高くても買うかな?(ちょっと被った感じが、さかなクンみたいなので恥ずかしくもあります笑)
ほかにも段ボールヘルメット以外で面白い製品があれば、ぜひともの購入を考えてますので、これからも防災分野における秦永ダンボールさんの商品開発力に期待しています^^
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