防災用ホイッスルの紹介レビューです。
地震や津波、土砂崩れなどで建物や土砂で身動きが取れない際に、非常に役に立つ道具です。
震災では、建物が倒壊してその中に閉じ込められるケースも考えられるので、そうした場合に笛を吹くことで救助の手を得られる可能性が高まります。
そんな災害時に役立つアイテム「ホイッスル」を2種類紹介していきましょう。
*本サイトの記事内に広告が含まれる場合があります
コクヨ 防災用救助笛「防災の達人」レビュー
メーカーは文房具で有名な「コクヨ」です。
オレンジ色で先端に黒いキャップがついています。
紐つきなので、ネックストラップやカバンにも取り付けやすいタイプです。
買った最初は紐が本体に装着されているので、これを外します。
上部の引っ掛かりの中に入れてある紐を、真ん中の空洞部分にまで寄せて手前に引っ張ると、紐が外側に出てきてフリーになります。
Amazonの商品説明では、この紐を名札のストラップに装着していますね。
オフィスでの服装だとこれで問題はありませんが、普段の服装であれば、ズボンのベルトやキーボルダー、カバンなどに付けると良いのかもしれません。
笛を吹くときは、先端部分のキャップを外してから吹きます。
キャップがあると、外部からの汚れが付着しなくて済むので、衛生的にも便利です。
実際に吹いてみましたが、すぐに「ピー」という高めの音が出ました。
レビューでは、上手く音が出ない、とか、音が小さいという人が複数人いましたが、個人的にはそれほど悪くないと思いました。
少し空気を入れるだけで結構大きな音がし、これは優れものだなと喜んだくらいですからね。
アウトドアの笛タイプ
地震直後にアウトドアショップで購入したアルミ製の笛ホイッスルです。
もう20数年前の商品になるので、メーカーや価格は忘れてしまいました。
ただ数十年経過しても今でも普通に使えるので、財布に入れて常備しています。
アクセサリー用のリングもついているので、ネックレスにして首からぶら下げることもできますよ。
先ほどのモダンなタイプの笛は防災グッズに入れていますし、こちらは常備用のアイテムですね。
まとめ
災害時では声が届かないことが多いので、ホイッスルを使って救援を呼ぶことができます。
災害犬の耳にも届きやすいということもあり、瓦礫の下に埋まってしまったり、倒壊した家屋に閉じ込められたときに使うことが推奨されています。
防災用としてだけでなく、アウトドアのシーンでも笛は大変重宝されています。
お互いの居場所や声の確認であるとか、熊のような動物から身を守るために使われるパターンがメインになっているようですね。
「熊除け」熊対策の装備を見直し:熊鈴、ホイッスル、熊撃退スプレー - テンカラ釣り -関東・秋川-
自然の中での身を守る術としてのツールとしても、ホイッスルの存在は大きいということ。
また犯罪に巻き込まれて助けを呼ぶ際にも、笛の高音を出せば、犯人がひるんだり、実際に遠くまで音が聞こえて助けが来る可能性も高まります。
防犯の意味でも救助笛は重要ですね。
【防災情報】被災地の避難所での性被害をどうやって食い止めるのか?
どちらも「命を身を救うツール」。
常備しておき、いざという時のために役立てましょう!