避妊具を災害などの非常時に役立てる方法です。
コンドームはもちろん「それ」用に作られたものですが、その特性を生かして「物資の運搬」などにも応用できます。
では早速、使用法をレビューしていきましょう
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水を運ぶときにコンドームを使う方法
第一は「水の運搬」です。
「被災時で断水してしまったとき」を想定します。
具体的には、
・自治体や自衛隊からの配給
・避難所や他の家で分けてもらうとき
・雨水を集めるとき
になります。
もちろんポリタンクなどがあれば、それに越したことはありませんが、他に水を入れる容器が無い時は、この方法をとります。
では使い方を見ていきましょう。
①コンドームを広げます
②水を入れます(写真では蛇口に直接つけています)
③ある程度たまったなと思ったら、口を縛ります。
④完成!
水の量は適当で良いと思います。
「いつ破裂するか分からない」とドキドキで溜めていったので、これくらいですが、本当はもっと大きめにいけるかもしれません。
ぜひ限界まで溜めてみてください。
小物の防水用にコンドームを使う方法
第2の使い方が「小物の防水用」としてです。
コンドームは製品の性格上、外に水分が漏れないように素材が高密度に作られているので、それを「防水カバー」として利用します。
あまり先が違っていたり、ギザギザのものはラバーを破ってしまう恐れがあるので、丸みのある小物がおすすめですね。
私はペンライトを試しに入れることにしました。
ではその手順です。
①潤滑液がついているコンドームの内側をタオルなどで拭う
②小物を入れていく
③完成
ポイントは2つあって、最初の「内側の潤滑油を拭う」ことと、小物を入れる時に「内側に送り出すようにゆっくり入れていく」ことです。
潤滑油は小物がべとつくのでそれを防ぐためです。
「送り出すように入れる」ですが、いくらコンドームが耐久性があるとはいえ、無機物を入れるようには作られていないので、ちょっとした角度で破れてしまうのを防ぐためです。
ちゃんと入れることが出来れば、外側からの水は防げるので、ポケットに入れているものを入れると良いかもしれません(アウトドア系のプロカメラマンは、フィルムをコンドームに入れて防水を施すといいます)
怪我の保護にコンドームを使う方法
最後が「怪我をしている部分の保護」にコンドームを使う方法についてです。
怪我をした場所にガーゼや絆創膏を貼った後、濡れないようにコンドームを当てる感じです。
防水加工のある絆創膏なら問題はないのですが、そうではない普通のタイプは意外に水仕事などをすると、すぐにはがれてしまいます。
ガーゼなども水が染み込むので、ケガ部分を守るためにコンドームで防水加工を施します。
では見ていきましょう。
①指に怪我をしたと想定(赤マジックで血の色をつけています)
②ガーゼで保護する
③テープがあれば固定
④コンドームをかぶせる
④二つ折りにして根元を輪ゴムで軽く固定する
これで完成です。
怪我の保護はコンドームで包める箇所を想定しています。
基本的には指の切り傷や刺し傷などの保護に便利だと思いますね。
まとめ
コンドームは「耐久性」「伸縮性」「摩耗性」に優れた製品です。
防災やアウトドア用にも応用できる幅の広さが魅力と言えますね。
ただある程度の耐久性は欲しいので、できれば日本製のコンドームがおすすめです(価格帯はこだわりません)
加えて使用期限も確認すると良いです。
あまり古いものだと、耐久性が落ちている可能性がありますから。
おすすめのブランドとしては「オカモト」の商品は昔から男子の間では評判が高いです。
たぶん防災用にも役立てると思うので、よければ参考にしてくださいね。
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